夕凪SO BLOG

2021/03/27

【メンバーインタビュー】山越陽介#1


福岡 今日のインタビューは山越陽介(#1)さんです。山越さんは大手企業の管理職として活躍しながら、SO BLUEの活動に参加して下さっています。また、2人の娘さんを持つ父親でもあります。山越さん、今日はよろしくお願いします。

山越 よろしくお願いします。

福岡 あれ、山越さん飲んでます?

山越 すみません。私、飲んでます(笑)子供たちももう寝ちゃったので。ウチはだいたい9時前くらいには寝かせてますね。

福岡 ウチも9時くらいですね。お互いの家が静かになったところで、ぼちぼちはじめていきましょうか。1つ目の質問から行きたいと思います。山越さんがSO BLUEに入った理由を教えてください。

山越 理由ですね。えーと、もともと僕は高校を卒業してからは野球をやっていないんです。硬式野球は高校で辞めているんですけど、なんとなく大学でやらなかったのが今となっては結構悔いがあって。

福岡 あー、なんかそれは分かる気がするな。僕も大学では野球しなかったので。


自分の心残りの払拭と家族への想いと

#1 山越陽介 #1 山越陽介 山越 高校の時は結局控え選手で終わっているんですけど、大学に入る時にも一応野球部には誘われたんです。でも、なんか高校の野球部で束縛されることに疲れていて、大学では自由を求めて硬式野球はやらなかったんですよね。ですけど、その後ちょっとやらなかった後悔の気持ちがあって、やっぱり2〜3年経つと物足りなさが出てきたんです。でも結局そのタイミングでは草野球チームにしか入れなくて、それではなかなか全力でやるってわけではなくて、なかなか満たされなかったですね。 大学卒業後、会社に入ってからは、そのエネルギーを仕事にぶつけてきたつもりではあるんですけど、何となくこの歳になってみて、仕事以外で何か、プライベートの中で打ち込めるものがあるといいなと思っていた矢先に、このSO BLUEの話を聞いたって感じですね。話を聞いた時点では、野球にこだわっていたわけではないんです。 例えば、マラソンもやろうとしたし、筋トレとかもやろうとしたんですけど、あまりそれは続かなくて。で、藤原さん(藤原誠人#33)がたまたま僕のすぐ近所に住んでいて、キッカケとしては回覧板で知ったっていうのがキッカケなんですけど。それまでは、硬式野球をやるっていうイメージは自分の中で全くなかったです。でも、いい機会なんで、最後にちょっと心残りをここでやってみるかって思った感じですね。

あとは、私には娘がいるので、娘の物心がつく頃に自分が野球をやっている姿を見せたいっていう想いはちょっとありますね。身体が動いてるうちに。

福岡 今っておいくつなんでしたっけ。

山越 私は36歳です。娘は2人いて、上の子が6歳で下の子が2歳です。何となく40歳までは身体が動くかなっていうのがあるので、
やってみようかなと。だから、1つは自分の心残りの払拭のためで、もう1つは家族のためっていう理由ですね。ただ、それだけの理由だったら、他のクラブチームとかでもいいんですけど、SO BLUEがいいなぁと思ったのは、まず地元の袖ケ浦のチームっていうことです。千葉の南房総の方って意外にクラブチームが無いんですよね。
だからいいなぁって思ったのと、藤原さん、山田さん(山田京介#24)がやっぱり高校・大学とがっつり野球をやられている人たちだったので、そういう人たちと一回野球をやってみたいっていう想いもありました。僕のいた高校って1回戦で負けちゃうような学校だったんです。なので、レベルの高い環境で野球をしたことがないので、そういうのを一回体感したいなっていう興味がありました。今は山田さんのコーチングを受けていますけど、あんまりちゃんと技術指導を受けたことってなかったので、その点は結構面白いなって感じてます。
レッスンを受ける感覚に近いです。ゴルフとかってそういうのがあるじゃ無いですか?でも野球って小中高で何となくみんなやってきているから、大人になるとみんな昔の学生時代の経験でやっていて、社会人になってから上達しようみたいなプログラムってそもそも無いし。そういった技術指導を受けるということも経験してみたいなと、このチームを知った時に思いました。

福岡 なるほど、凄くわかりますね。技術指導って意外と受けてないですもんね。そういう意味では山田トレーナーの指導にも価値を感じているってことですね。

山越 そうですね。それも1つのチームの特徴なので面白いなって思います。

福岡 僕、個人的に山越さんに聞きたかったんですけど。回覧板が回ってきた時にどう思ったんですか?(笑)

山越 回覧板ね。その回覧板にはあまり詳細は載っていなくて【硬式野球クラブチームを立ち上げます】っていうくらいのことしか書いてなかったんです。なので、見た感じは硬式なの?軟式なの?ってわからないくらいだったんです。普通、硬式野球クラブの勧誘って回覧板でやらないじゃないですか(笑)

福岡 確かに(笑)

山越 どんなレベルなのかとか、レベル感もさっぱりわからなくて(笑)でも、僕は今の家に引っ越してきてから、まだ2年経ってないんですけど、この地域でコミュニティが欲しいなって思っていた時期でもあったんです。そういう意味では草野球でもよかったし、他のコミュニティでもよかったんでしょうけど、最初に入ってきた情報が【硬式野球チームのSO BLUEだった】っていうことで。それで、奥さんにも相談したら、「悩むんだったら、一回行ってみたらいいんじゃない?」って言ってくれたので。

福岡 いい奥さんですね。

山越 そうですね。なので1週間くらい考えてから、電話をしました。

福岡 へぇー。で、最初に誠人にあった時の第一印象はどんな感じでした?

山越 なんか、すごい熱いなっていう感じでした。

福岡 なるほどね(笑)

#1 山越陽介 #1 山越陽介

山越 観音寺第一高校でキャプテンだったっていうのが良く分かりました。なんかすごいそんな感じはしました。

福岡 その、熱いなっていうのをどういうところから感じました?

山越 行動力があるっていうのと。こういうことを企画して、まず【立ち上げよう】って考える時点で行動力があると思うんですけど、そっから、人を巻き込もうとする力があるなって思っていて。結構、巻き込みに行ってるじゃないですか。市役所にプレゼンに行ったりとか(笑)いろんなところにこのチームの活動を宣伝しに行って、巻き込んでっていうのをやっているのが凄いなぁと。自分でイチからチームを立ち上げて、そこに人を巻き込むって難しいよなぁって思っていて。このチームのコンセプトを見た時も、多分、これって藤原さんがクラブチームまで長く野球をやってきた中で、多分悪い点もいっぱいあって、もう続けられないっていうこともあったんでしょうけど。普通はそこで辞めたら終わりじゃ無いですか。自分が辞めたらそこで終わりだけど、そこで、辞めるんじゃなくて、自分で新しく、【弱点やデメリットを克服したチームを作ろう】って思うところが。思ってそれを行動に移すところが凄い。多分、思うこと自体はみんな出来て、実際に思っている人は結構いると思うんですけど、行動に移す人は居ないと思うので。

福岡 なるほど。

山越 あと、あんまり押し付けるってことをしないですね。

福岡 あー、そうだと思いますね。

山越 結構、うまく調整をするタイプの人だなと。人の意見を聞くなぁと。自分1人で独裁者的にやっていくタイプでは無いんだろうなと。そういう人なので、僕は一緒にやりたいなって思いました。むしろ、そういう人じゃないと、多分僕は一緒にやれないなと思っていたので。
僕みたいな経歴の人間でも受け入れてもらえるっていうところはなかなかね。結構、上のレベルでやってきているとやっぱり、それなりに自分のレベル感だったり、野球に対する考え方だったり、似たような人を集めていくんでしょうけど。色々な過去のツテがある人だったり。そこで、僕とか、本間君(本間励(#0))みたいな、まったく今まで関わりがなくて、かつ経歴的にも自分とかなり違う人間を受け入れて、それを前向きに進めて行こうってしているのが凄いなと思います。

福岡 うわー、いい話するなぁ・・・。

山越 なんか、僕が上から見てるみたいな感じになっちゃいましたけど(笑)

福岡 いやいや(笑)本当にいい話をされるなぁと。でも、多分ですけど誠人にとっては山越さんの存在はありがたいはずで。第1号のメンバーっていうのは大きいと思うので。では、そろそろ次の質問に。山越さんが背番号1番を選んだ理由を教えて下さい。


1桁の背番号には憧れがありました

#1 山越陽介 #1 山越陽介

山越 番号に特段の深い意味、自分の人生にとって深い意味っていうのは無いんですけど。何となく、憧れっていうか。僕は外野手で、名古屋の出身なので。中日ドラゴンズで昔だったら福留選手とか、あとはカープの前田選手とか。1番って外野手のトッププレーヤーが付けていたので、いいなぁっていう感じです。ただ、何となく、自分の中で1桁の背番号に対する憧れはありました。

福岡 ちなみに、個人的な興味なんですけど、高校の時に最後につけた背番号って何番でした?

山越 たしか、12番だったかな。うちの高校は控えピッチャーがいなくて、背番号10がサードコーチャーで、背番号11がファーストコーチャーみたいな感じでした。よくある、1桁背番号で回すようなチームで。バッテリー交代するようなチームでしたね。

福岡 僕も山越さんと一緒で野球は高校まで。理論に基づいた練習というより、「根性で」みたいな野球をやってきたタイプなんですけど。先ほども実際におっしゃっていましたけど、SO BLUEで練習をやってみて、上手くなっているなって実感とかありますか。

山越 けっこう大きくありますね。色々といじっているんですけど。特に僕はバッティングをかなり変えているんです。結構、昔からバッティングにコンプレックスがあって。フリーバッティングが好きではありませんでした。

福岡 フリーバッティングが好きではないって珍しいタイプですね(笑)

山越 なんというか、ボールをバットに当てることが苦手で。それが、まぁ外野手としては致命的だったので、試合に使ってもらえなかったんですね。もともと、脇をしめて最短距離で振り下ろせみたいなバッティングを実践していたんですよ。
だから、フォロースルーも小さいし、スイングスピードも出ないし・・・。だけど、SO BLUEの理論って結構メジャー式で。グリップの位置とか、踏み出す足の位置とかも変えました。結果、フォロースルーもかなり大きくなりましたし、バットが振り抜けるようになってきて。自分の中では凄い進歩だなぁって思ってます。今までどれだけやっても出来なかったことが、可動域が広がって、自分の意識も変えた結果、スイングの形も変わってきたんじゃないかという実感があります。

福岡 見た目でも結構変わっているように見えますよね。見た目が変わるって結構大きな変化だと思うんですけど。



自分の見える景色が相当変わっている

山越 自分の中の世界ではもっと変わってますね。自分の見える景色が相当変わっている。それが、凄く面白いですね。僕は高校卒業して18年間のブランクがあるので、18年前の感覚がどうだったのかは正直覚えていない部分もあるんですけどね。ただ、今の方が身体をうまく使えているんだろうなって思います。例えば、遠投とか球を投げていてもそれを感じます。まだ距離はそこまで伸びていないですけど、身体の力を上手く使えているっていう意味では、もっと動作が一致すれば、さらに良くなるんじゃないかっていう感覚があります。

福岡 この歳になって、上手くなれるっていいですよね。

山越 それは凄くSO BLUEのいいところですね。

福岡 いい話が聞けました。では、次の質問に行きたいと思います。自分の思う野球の面白さを教えてください。山越さんなりの野球の魅力。

山越 そうですね。長くやっている割にはあまり考えたことがなかったですね。野球ってポジションによって求められる特性が違うじゃ無いですか。肩が強いとか、足が速いとか、腕っ節が強いとか。そういう特性に応じて役割があるところとか。あと、選手寿命が割と野球は長いんじゃないかなと思っていて、バスケやサッカーと比較して選手寿命は長いですよね。プロとかでも。私も今、36歳でまた硬式野球を始めましたけど、それなりにちゃんとできるんじゃないかなって気がするんです。
あとは、野球ってタイムアウトが無いので1回、1回プレーが止まりますよね。だから、逆転劇も起こりやすいし、場面が変わっていくので、1人のプレーヤーが打ったり、守ったり、走ったりっていうのが別々のシーンとしてハイライトされるのが結構独特で面白いって思いますね。

福岡 逆転劇っていうのはありますよね。他のスポーツだとある程度の点差がついたら厳しいっていうのもありますよね。野球には、点を取った方が連続して攻撃できるっていう特殊性があるのかなと。

山越 そうですね。あと、普通スポーツって攻撃が派手じゃ無いですか。守備にフォーカスされるスポーツって少ない。守備が目立つスポーツってあまり無いかなと。野球ってピッチャーが一番目立つじゃ無いですか。でも、ピッチャーって守備する人じゃ無いですか。守りの人であって、点は取れないんですよ。点を取らない人が一番目立つって面白いなって。

福岡 確かに守っている人がエースって面白いですね。

山越 普通は点取る人がエースですよね(笑)攻守交代がはっきりしているからっていうのもあるんですかね。世の中の人に伝えるのであれば、こういうのは伝わるのかなと。

福岡 いい観点がでましたね。では、最後の質問に行きたいと思います。こういったWebサイトやブログを通して山越さんが伝えたいこと、発信したいことはありますか?


「あなたにもできるよ」っていうメッセージを発信したい

山越 そうだな・・・。僕が思っているのは、この歳になってまた野球を始めて、上達できるっていうところの魅力かなと。世の中には、きっと僕みたいな人がいっぱいいるはずなので。一回、野球をやめちゃって、自分はクラブチームや実業団に入るだけの実力も無いし無理だって思っている人たちに対しても「できるよ」っていうメッセージを発信できればいいなって思います。野球の裾野を広げる意味でも。
ちょっと大きな話ですけど、日本の野球の構図って、学生まではみんな普通に野球ができて、でも社会人になると、選ばれた人しか野球ができないじゃないですか。それこそ、プロになるか実業団に入るか、藤原さんみたいにクラブチームに入るか。そうなっちゃうと凄くハードルの高い世界になっちゃうんですけど、裾野っていう意味ではもっと広くあっていいなっていう気がしていて。
かといって、それ以外だと野球って草野球の世界になってしまうんです。草野球ももちろん凄く良いんですけど、なんだか昔取った杵柄でやるだけの世界になってしまう気がして。私には発展性があまり無い世界に見えるんですよね。
例えば、マラソンとかって社会人になってから始める人が多いじゃないですか。あれって、別にオリンピックランナーになれなくても、自分との戦いでタイムを縮めていくって面白さがあるから、みんな歳を取ってもやってるんだと思うんです。それで、例えば東京マラソンに出るとかをモチベーションにしながら、サラリーマンやりながら趣味として参加できるような世界になっている。

福岡 確かにそうかも知れませんね。


選ばれた人でなくても「向上する」ための野球の場があってもいい

山越 野球ってそういう世界があまり無いなって思っていて、なんか向上することを目的に野球をやれる世界が無い。選ばれた人だけがやる世界っていうイメージがあったので、そういうところを変えないと、日本の野球人口って減ると思うんですよね。だって、野球じゃ無いといけない理由がなくなってくるので。今だったら、ゴルフのほうが稼げるんじゃ無いかって思う子供も多いだろうし。大人になってから、大人が楽しんで野球をやるっていう世界が無いと、寂れていくんだろうなって。
昔は野球しかなかったから、野球は王様みたいになっていたけど、今は選択肢が沢山あって、色々なスポーツがあるので、あまり野球はオシャレじゃ無いスポーツにカテゴライズされてしまっている気もするし。それはちょっと寂しいですよね。

福岡 確かにオシャレなイメージじゃ無いのかもしれないですね・・・。

山越 なんか、おっさん臭さがあるんですかね。何なんでしょうね?プロ野球選手の立ち振る舞いなのか?とか。そこを的確に表現する言葉が見つからないんですけど。少し前にショックだったことがあって。娘の卒園アルバムを父母会で作ったんですね。そこで子供たちの将来の夢を聞いてVTRを作るんですよ。で、男の子が全員で40人位いたんですけど、将来の夢を「プロ野球選手」って書いた人が1人しかいなかったんです。「サッカー選手」は10人以上いたのに。

福岡 へー。

山越 こんなに差があるんだって。

福岡 プロ野球選手がかっこいいって映ってないんですね。

山越 そうなんだと思うんですよ。この地域って結構野球は盛んな地域で、高校野球も木更津総合とか拓大紅陵とかあって。そんな地域でもこうなんだって。現実はシビアだなって少し寂しくVTRを観てました。私の出身地の名古屋は野球も盛んで小学生が野球をするのは当たり前の光景だったんですけど、今はそうでも無いみたいです。

福岡 そうなんだ・・・。そういうのをまた、SO BLUEで変えていけたらいいですね。

山越 1つのクラブチームでできるレベルのことか?っていうのは思いますけど、草の根活動として広げていけたらって思いますね。

福岡 まぁ、いんじゃないですか。だって既に野球が世界一のメジャースポーツになってしまっていたら、SO BLUEの掲げる理念も不要になってしまうってことですし。そうじゃないから、やる意味があるっていうことですよね。



18年間離れていても「もう1回やろう」と思える魅力が野球にはある

山越 日本ではNo.1のメジャースポーツであるはずなんですけどね・・・。だけど、18年離れていても、僕が「もう一回やろう」って思うんだから、やっぱり野球には魅力があるんですよ。そういうことだと思いますよ。

福岡 みんなそれぞれで観点が違って、面白いですね。こうやってインタビューするのが。めちゃめちゃ面白いです。頑張ってみんなの分を作っていくのでまた楽しみにしておいて下さい。

山越 楽しみにしておきます。最後に、逆に私から福岡さんへも質問して良いですか?

福岡 お、いいですよ。

山越 僕は、逆に福岡さんのモチベーションの源泉を聞きたかった。最初に藤原さんからリモート入部っていう話を聞いて結構衝撃を受けたんですけど、どういうモチベーションで活動に参加しているのかなと。私からみて、福岡さんは高いモチベーションを維持しているように見えたので・・・。

福岡 なるほど。いいですね。ですが、その質問の回答は別途、私がインタビューを受ける回でお答えしたいと思います(笑)

山越 分かりました。それも楽しみにしておきます(笑)

福岡 今日はありがとうございました!

山越 ありがとうございました!


#1 山越陽介

街に野球がある景色を100年先にも



     

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