夕凪SO BLOG

2021/04/17

【メンバーインタビュー】西野雅成#42


#42 西野雅成 #42 西野雅成

福岡 メンバーインタビュー企画の8人目はチームのアパレル・コーディネーターの西野雅成(#42)です。よろしくお願い致します。

西野 よろしくお願いします。

福岡 西野さんとちゃんと話をするのは初めてですね。京介(山田京介#24)と高校の同級生という間柄ということなので、2人の関係なんかも含めて、色々と聞いていきたいと思います。恒例の質問なんですが、夕凪SO BLUEに入ったきっかけから教えてください。



きっかけは常葉菊川同期の山田京介(#24)

西野 京介のほうから、こういうチームでの活動をしていることは前から聞いてはいたんですよ。その中で、物販の話が出てきて、僕が昔から服が好きなことを京介は知っていたので。何か物販の面で協力してもらえないか?という話をもらったことがきっかけですね。

福岡 西野さんがチームに入ったのは、2月中旬頃だったかと思いますが、関わってみた率直な感想は何かありますか?

西野 チームの方針とかみんなの気持ちの部分は京介から聞いてはいますが、まだ会ったことないメンバーもいるんですよ。でも、いい意味でみんな変わっていて面白そうだなとは思っています(笑)

福岡 たしかにそうですね(笑)。いい意味で捉えてくれているのであればよかったです。

京介との出会いは、高校生のときだと思うんですが、一番仲が良いんですか?

西野 そうです。高校からですね。僕は特待生で常葉菊川に入ったんですけど、僕はすぐ辞めちゃったんですよ。2週間くらいで行かなくなって、正式に退部したのは1年後くらいですね。



特待生として入部、そして退部

福岡 そうだったんですね。2週間くらいで行かなくなってからは全く戻らずに1年後に辞めたってことですか?

西野 そうですね。いってないですね。

福岡 すごいですね。2週間という短期間で、特待生として入部したにも関わらず、まぁ撤退という言葉がいいのかわからないですけど、そのスピード感で判断して実行したことってすごいことだと思います。普通できないんじゃないかと思うんですよね。その当時の心境っていうのはどんな感じだったんですか?

#42 西野雅成 #42 西野雅成

西野 あのですね、中学のときはシニアでやっていたんですけど、常葉菊川に進学することは中学2年生のときから決まっていたんですよ。

福岡 へー、そうだったんですか。それはその時点で常葉菊川からスカウトされていたってことですか?

西野 そうです。そうです。他にも神奈川の高校とか、全部で10校以上からオファーがあったんですけど。

福岡 えー!?それはすごいなー。そうなんだ。特待生レベルってそんな感じなんだ。

西野 静岡っていえば静岡高校とか静岡商業が有名なんですけど、その当時は常葉菊川って聞いても「どこ?」って感じだったんですよね。僕をずっとマンツーマンで教えてくれていた元プロ野球の人がいるんですけど、その人が僕をプロ野球選手にしたいって面倒をみてくれていて。やっぱりそういった人たちって情報網がすごいので、僕たちが入学する頃には常葉菊川がめちゃくちゃ強くなるから常葉菊川に行ったほうがいいぞ、ってことで。それで、中学3年生の2月か3月から練習が始まって。高校に入学して、4月の後半か5月の1週目くらいからいかなくなりました。

福岡 なるほど。部活にいかなくなった理由はなんだったんですか?

西野 その理由は単純に、先輩と上手くいかなかったんですよ。それで、やってらんねぇなっていう気持ちがあったんですよね。でも常葉菊川ってところに特待生で入部したこの状況で辞めるっていうのはどうなのかな、っていう自分の中の葛藤はありました。 それは、僕が野球を続けたいっていう気持ちよりも今まで面倒を見てくれた元プロの人であったり、親であったり、その人たちの気持ちを裏切るってことになってしまうことに対する葛藤が強かったですね。

部活に行かなくなって辞めるまでの間もコーチとか監督が家にきてくれて引き留めてくれていたので、辞めることを延ばされていた感じだったんですよ。練習に行かなくなってからは遊びの道に走ったりして、最終的には辞めるっていう形になりました。僕ら特待生の人間ってのは、部活を辞めると退学になっちゃうんですよね。

福岡 話では聞いたことありますけど、やっぱりそういうことあるんですね。

西野 結局はいろいろあって、3年生の途中までは在籍させてもらったんですけど、結果退学にはなりました。

福岡 そうだったんですね。そこからは自分で仕事を始めたりしたりしたんですか?

西野 親からは高校は出ておけと言われたので、別の高校に入り直して、ダブった形で高校を卒業しました。

福岡 そういう経緯だったんですね。県外も含めて10校以上のオファーがくるレベルの人って回りにいなかったので、単純に僕の興味なんですけど、なんていうか、最初から野球上手かったんですか?



野球をおもしろいと思ったことは、なかった

西野 あのー、自主練は1回もしたことないですね。

福岡 そうなんですね!野球を始めたのはいつからなんですか?

西野 小学校5年生くらいからなので、早く始めたわけではないですね。

福岡 始めてから中学生くらいまではプロを目指していたんですか?

西野 いや、目指してはいないんですけど、根本的に僕は野球が嫌いだったんですよ。野球をやっているってのも、親の想いだったり、面倒をみてくれた元プロの人の想いっていうのがすごい伝わっていたので、その人たちのためにやるっていう気持ちが強かったですね。

福岡 なるほどなー。野球を始めたきっかけも親の影響だったってことですか?

西野 いや、違いますね。きっかけは、小学校のスポーツテストでソフトボール投げってあるじゃないですか?そのソフトボール投げの記録が、僕が別格だったんですよ。それで、小学校の少年団に入ってくれないか、って言われて野球をするようになりました。

福岡 ポジションはどこだったんですか?

西野 ずっとキャッチャーでした。高校にはキャッチャーと外野でいきました。

福岡 そうだったんですね。なるほどなぁ。このインタビュー企画では、全員に「野球のおもしろさ」を聞いているんですけど、西野さんの場合って野球をおもしろいと思っていたんですか?

西野 あのー、いまはおもしろいと思います。けど、プレーヤーのときは全く思えなかったです。

福岡 へー、そうなんだ。なんかすごい話だなぁ。ちなみにおもしろいと思えるようになったのは何かあったんですか?

西野 僕が中学生のときに所属していたシニアは、野球を上手くなることを目的にしているというよりは、一人の人間として社会に出るための礼儀を教えるっていう側面が強かったんですよ。朝行ったら10kmランニング、昼10kmランニング、夜10kmランニング、返事もハキハキしなかったら殴られるみたいな。精神論がすごい強かったんですよね。その当時は「何だこのチームは!?」って思ってましたけど、大人になってから「あ、意味があるな」ってわかる部分もあるじゃないですか。それと、僕は京介をはじめ、同級生が甲子園で優勝するところをテレビで見ていたんですよ。まさか優勝するとは思っていなかったですけど。その時は、後悔というか、野球を続けていたらどうなっていたかぁという気持ちは強くありました。大人になると、野球のようなチームプレーとかってほぼないじゃないですか。 仮に社会人であれだけ本気でやるかっていったらやらないじゃないですか。

いわゆる青春っていうんですかね。そういうのはいいなぁと思いますね。当時は全く分からなったです。

福岡 おもしろいなぁ。これまでのメンバーインタビューの感じとはまた全然違っておもしろいです。西野さんが野球に対して思っていることとか、言いたいこととか何かありませんか?



スポーツ界の負の連鎖を変えたい

#42 西野雅成 #42 西野雅成 西野 スポーツ全般に言えることなんですけど、スポーツに対して言いたいことがあるとすれば、ちゃんと自分を持って行動しろってことですね。例えば、自分たちが小学校中学校くらいの時代にお父さんやコーチに教えてもらって疑問を持つことってあると思うんですよね。なんでこんな練習をしているんだろう、とか。なんの意味があるんですかって。僕は根拠ってのをすごく大事にしていて。大人からしたら口答えになっていたかもしれないんですけど、理由をすごく知りたい人間なんです。それを大人の人たちは、「こういうもんだから」とか固定観念で動いているんですよ。理由を話せる人ってほとんどいないんですよ。 その連鎖で僕たちがいると思うんです。その僕たちが指導者側の年齢になってくるじゃないですか。そうすると、悪気はないけど負の連鎖が生まれていると思うんですよね、スポーツ業界って。やり方が合っている、間違っているは置いといて、ちゃんとした根拠があった上で指導していったほうがいいかな、という気持ちはスポーツに対して毎回思っています。 言い換えたら、ありがた迷惑みたいになっちゃってるんですよね。ちょっとそこの仕組みを変えたいなってのはありますね。SO BLUEでできるかはわからないですけど、少しでもこのチームを元にそうしていけたらと唯一思っていることです。

それって物販にも言えるんですけど、サッカーの日本代表のトレーニングってテレビとかの映像でよく流れていますよね。その時によくラダートレーニングってやってるじゃないですか。あれって何のためにやってるか知ってますか?

福岡 いや、全然知らないです。

西野 普通に考えたら、足を速くする、回転数を上げるためという理由だと思うじゃないですか。でも、実際はラダーをいっぱい作りすぎて在庫が余ってるから、日本代表を使ってメディアを通じて一般に売りたいっていう理由もあります。

福岡 へえ~。おもしろいですね。それは初めて聞きました。

#42 西野雅成 #42 西野雅成

西野 それをサッカーの日本代表がやっていていいのか、僕は思ってしまうんですよね。それを真似して子供たちはラダートレーニングをするわけじゃないですか。で、指導者の方にこのトレーニングに意味があるのかを聞いても、「意味はあると思いますよ」と。じゃあ記録は上がるんですか?と聞いても「記録は測ってません」と。あいまいなんですよね。そういう状況を変えたいなと思っているんですよね。大きいことになっちゃうんですけど。そういう利権に関わることって、スポーツ業界にめちゃくちゃあるんですよ。そこを変えたいなとは思っています。

福岡 めっちゃおもろいですね。そういったことは考えたことがなかったです。よくわからないままやってるトレーニングってありますよね。

西野 そうですよね。それを何のためにやっているのかってのを分からせるのも指導者ですし、その指導者が理解していないのにやらせても、無意味だしありがた迷惑だなって僕は思っちゃうんですよ。その仕組みを変えたいなと思っています。

福岡 ありがとうございます。これまでのインタビューにない観点のお話が聞けてとてもおもしろかったです。今後、物販のことも含めSO BLUEの力になっていただきたいと思っています。今日はありがとうございました。


街に野球がある景色を100年先にも



     

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